赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

はじめて81の終焉を実感した出来事

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姉妹ブログである(かな?) 秋アキ師匠の ”酒と鉄道の日々 ビジュアル版”
ここ半年ほど躍進するEF510、終焉を迎えつつあるEF81の実情を秋田の地より記録映像的に伝えています。
たしかに日本海縦貫線を走るJR貨物の主力のカマ、EF81の多くは疲弊した姿で今もがんばっているのですが
それを撮影した記事のコメント欄にいつも私が書き込ませていただいているのは
 ”東京では上野駅で見かける北斗星カシオペアの81はまだピッカピカなのでそういう実感は湧いてこない”
というものです。
客車用のカマですから(貨物でもそうですが)寝台特急という商品の一部として美しい状態に保つのは当然。
がしかし、多くのEF81は鉄道車両の寿命のひとつのモノサシである車齢40年を目前にしているのです。
 
前回の記事にこの前の日曜に ”世界の国鉄から” というイベントを開催したことを書かせていただいたのですが
そこで、東京に住んでいてはじめて81の終焉を実感した出来事がありました。
今回ゲストとして友人のとある電鉄のアテンダントさんにご登場願ったのですが、彼女が連れてきたお友達に
”81が引いているうちに北斗星に乗りたいんですが、チケットはどうしたら手に入りますか?”と聞かれました。
どうやらそのアテンダント嬢から、私がブルトレ完乗アタック中なので聞いてみたら?と聞いていたようなのです。
北斗星はさほどチケット入手は難しくないので一般論をご説明させていただいたのですが話しながら
「 とうとう81が終わりかけている、東京でもそう認識してる人が出てきた・・・ 」 とはじめて実感しました。
そりゃそうですよね、もう最新鋭の 青雷様(※1) がもう2両就役してるんですから。
 
上の写真は昨年6月末に下りトワイライトExp.に乗車した日の写真です。
華やかな豪華寝台特急のカマですが拡大して塗装の状態をよく見てみてください。
これならば車齢40年目前を実感できるハズです。
 
さらに近寄ってみると・・・
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これが現実です。トワイライトExp.つながりのお友達、都市のおおかみ氏はよくトワイを語るときの枕詞として
” JR-Wの財布事情では~ ” とおっしゃるのですが、それはこういう部分を指しているようです。
 
さてさて、今日の東京は湿っぽいお天気なのですがそんなことばかりでは楽しくありません。
次回からしばらくはせっかくトワイライトExp.が出てきましたのでその紹介でも書いてみようと思います。
今年もそろそろディナーで夕日を見られる時期の乗車を計画しなければならない時期がやってきました!
 
(※1) 青雷様  北斗星用EF510の俗称。オリジナルのEF510の塗色が蛍光レッドであり
           また、ペットネームが”Eco Power SUPER RED THUNDER” であることから
           オリシナルのほうは赤雷様の俗称があり、その対言葉です。