< 前編より >
キハ2005に乗って折り返し
ふたたび那珂湊駅に戻ると、こんどは機関区見学のはじまりはじまり・・・
わたしも年中湊線には来ていますが機関区に入るのは初めてです。
まずは吉田社長から
震災前後の現状説明
車両、駅舎、そして
ちょっとヤバイ話 ?
などの講話があります
その後はおのおの
そこは乗り物好きだけ
のことはあって
興味深い旧型気動車
をネタにあっちこっちでヲタバナシが弾む!
こちらは日本が満州に
進出していた頃に
作られたという
元祖フリーゲージ台車
車軸の途中にある
スペーサーを入換えて
できるという。
ただしなぜ那珂湊駅
に存在するのかは
不明なんだと。
こうやってあちこちで
吉田社長と駅長さんが
なんでも気軽に質問に
答えてくれる雰囲気。
わたしもキハ205の
クーラーについて
突っ込んで質問して
みました。
(写真はキハ222の 運転席の旋回窓より)
この車庫は築100年
先般の台風の強風で
倒れかけてしまったが
斜めの筋交いも着き
修理が完了していた。
補強に使用された木材は
他の柱と違和感がないような
色合いに塗装され
雰囲気を壊さないように
配慮されているのが嬉しいですね。
屋根の内側も
キレイに修理されて
いました。
鋼鉄製の旧型気動車
は風雨に弱いので
これでまた安心して
車庫で休むことが
できますよね
その後ツアーは
近隣で開催されていた
産業交流フェアという
イベント会場に多数
出品されている出店
で昼食をとることに。
観光バスを停めた
駐車場から会場まではシャトルバスが結ぶ
ピンポンを押したりして喜々とするメンバー・・
そういうタイトルのワリにはメインは出店のようで
おびただしい数の露店が出店されていました。
すげーなと思ったのは
ひたちなか漁協出店の
サンマのつかみどり。
両手に1回でつかめるだけ
持って帰れるという太っ腹。
湊線復旧記念イベントでもおなじみの
地元が誇るB級グルメ・那珂湊焼きそばの出店も。
ビールの肴に買いにいくと
” あっ、テレビに出てたひとだね! ” と逆にいわれてしまった。(注1)
左端のだんなさんはガイアの夜明けに出ていた会長さんですね。
このハム焼きが抜群においしく
長蛇の列ができていた。
400円でこの大きさは安い!!
またまた漁協ブースの
一口アワビ焼き。
信じられないくらい柔らかく
とてもおいしかったのだが
このサイズ (楊枝と比較)
で700円は高いか安いか?
おつまみを集めてイッパイ。
う~ん、マイウ~!!
ツアーはいちど那珂湊
に戻り時間はあるので
おのおの自由行動。
わたしはやってきた
キハ2005に乗って勝田
方面へ乗りに。
溜池路盤流出区間の
中根周辺も復旧から
さらに植物による美化
まで進んでいました。
最後にツアー全員が
応援メッセージを
記入した色紙を
吉田社長に手渡し
那珂湊駅を
あとにしました。
帰りの車内では
有志司会による
”お土産持寄抽選会”
がにぎにぎしく行われ
ました。
各地から参加者が
集まっているだけに
たいへんバラエティー
豊かな内容でわたしは
昨年のOZマガジンの
ローカル線特集号で見た旭川駅のレール
のラベルの大吟醸が当たってニンマリ。
東京到着後は八重洲の居酒屋で二次会が行われ
ツアーには来れなかった特殊ツアーの常連さんも加わり
さらにディープな話題で宴は盛り上がりました。
斉藤さんも朝から晩までの大活躍で
お酒も加わり目が真っ赤。
本日はたいへんお疲れ様でした。
またディープな特殊ツアー、よろしくおねがいします。
北海道にいったときには立ち寄りますのでお願いしますね!!
(注1) 7月23日に湊線は全線復旧したので乗りに行ったのだが
翌週末に全線復旧記念イベントが控えていた関係で
当日は乗りにきたテツは少なく、しかし報道各社は多く、1日中あちこちでウロウロしていた私は
阿字ヶ浦でも那珂湊でも車内でも報道各局のインタビュー攻めにあってしまった。
やれやれ、きょうもにぎやかな1日だったわい・・・
でも、おさむにいちゃん、ツアーのお客さんに
愛想つかってガンバってたね。
ミニさむ、わかってくれるんか。
ま、お世話になってる社長のためだからな・・・
(と、いったかどうだか。。。)