きょうは仕事帰りに鉄道写真家の山崎友也さんの写真展に
キャノンギャラリー銀座まで行ってきました。
あいにくキャノンギャラリーの節電閉館期間と重なってしまったこともあり
やっと中断期間が終わったのが昨日だったのです。
山崎氏の写真といえば写真集 「 魅惑の夜感鉄道 」に象徴される
主に夕刻から夜間の鉄道風景をスローシャッターで表現したものを
思い浮かべるひとが多いと思いますが
今回もその例に漏れず、その夜の世界を大伸ばしのプリントで
堪能させていただきました。
氏の写真で前々から疑問に思っていたことがあったので
ちょっと質問をしてみました。
きょう展示されていた写真もそういうものが多かったのですが
” その風景に向き合ったら直感で撮るのか
それともじっくり時間をかけて向き合って撮るのか ”
ということです。
じつは答えは予測どおりだったのですが
” ほとんどの場合、いきあたりばったりで撮ることが多い ”
のだそうです。なるほど、結局は足でロケハンを行い
おもしろい風景に出会ったらまずレンズを向け
表現したい絵になるまで試行錯誤するんですね? と聞くと
” いや、わりとすぱっと撮っちゃいます ”
ということでした。 さすがプロですね、こう表現したいと思ったら
こういうようにカメラをセットして・・・ というのが決まっているわけか。。。
山崎さんも3テツと同じように直接車両にレンズを向ける撮りテツでなく
鉄道旅の風景を切り取った写真です。
まぁ、ギャラリーに展示してあったような写真は真似できないけれど
受付で買ってきた写真集 「 魅惑の夜感鉄道 」 には
わりと普通に駅の風景なんかを撮ったショットも多く
ああ、年中おなじようなシチュエーションにいるんだから
もっとしっかり目の前の被写体に向き合って
どう表現するのか考えて、しっかり撮らなきゃイカンなぁ。。。
と思ったきょうの夕方だったのでした。
山崎友也ウェブサイト Railway Symphony http://homepage1.nifty.com/yuya-yamasaki/
あと、8月23、24日。あすとあさってまでやっていますので
みなさん急いで見に行ってみてくださいね!
こういう写真が撮れるシチュエーションにはいつもいるんだ。
これからはどう撮りたいのか、じぶんに向き合って撮るようにしたい。