赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

Barbour GAMEFAIR

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どうやら今年後半の運をぜんぶ使ってしまったようです・・・

Barbourという日本ではあまり聞きなれないアウトドアウエアが好きです。
コットンにオイルを染み込ませて防水性を高めたという
常に小雨交じりのブリティッシュウェザーで使うイギリスらしいウェア。
ちょっとだけ英国で働いてたときの上司たちがみんな着てて
これいいなぁ、、 と思いすこしずつ集めてます。
趣味がウイスキーでBarへスコッチを飲みに行くのですから
Barbourを着ていくのもわるくはないんじゃないかとも思いますしね。
といっても英国王室のワラントが付くような高級品なので
ヤフオクをこまめにチェックして掘り出し物を探すのですが。

今回はGAMEFAIRというショートコートスタイルのものを
わずか七千円(!)で落札できました。
これはおそらく20年くらい前に絶版になった最終モデルですが
現在でも後継モデルのBODERというのが6万5千円くらいですから
ものすごく程度がいいことを考えればなかなかの出物でしょう。
古いものですがオイルの匂いと生地のきれいさで判断すれば
おそらくプロの手でリプルーフされているようで、
ちょっと見は新品と大差ありませんからね。

これでもう今年後半はたいして運は残ってないだろうな。。


























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97~98年に英国へ行ってた時はエリザベス女王エジンバラ公チャールズ皇太子による
3つのワラント(御用達を証明する紋章)だったから、これはそれ以前のものということになる。
チャールズ皇太子はこの時点ではまだBarbourにはワラントを与えていないが
紺のビューフォートを愛用していることは有名で、彼はさらにラフロイグにもワラントを出しているから
それに影響されてモルトラヴァーの私も紺のビューフォートも持っています。
その当時Barbourショップに売ってたものは裏地がこのタータンと同じだったから
これはおそらく90年代前半~中盤くらいのものなんじゃないか?と推測するのですが。


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ヤフオクの画像では生地の程度はかなりよさそうだったんで入札したんですが
実物はさらに予想を上回るキレイさでした。
その業者は主にアメリカで古着を買い付けてるようなので
おそらく現地の専門業者がクリーニングとオイルのリプルーフをしたものと思います。
これは工場出荷時のオイルは鉱物性の香りがするのに比較してリプルーフしたオイルは
若干香料の香りがするのでスグにわかります。裏地がこれだけキレイなのもそのせいでしょうね。
それがたった7千円とは・・・