ボトラーズなら1万円オーバーが当たり前になりました。
そんな中で加水モノとはいえシグナトリーのノンチルコレクションと
このキングスバリー ザ・セレクションは数千円で買える
わたしのような庶民にはありがたい存在です。
いつも数種リリースされるたびに勉強のつもりで
なじみの薄い蒸留所を買ってみるのですが
今回はホワイトホースのキーモルトであるクレイゲラヒ。
最近、白馬のオールドボトルをよく飲むので参考のために。
テイスティングノート
外観・色
ゴールド まったくクリアではない、濁り、沈殿物あり
粘性ふつう
香り
立ちはよい しっかり語りかけてくる印象
奥からべっこう飴
味わい
アタックで甘さとほろ苦さ モカっぽさ ココアの粉
後半で樽のニュアンス ほどほどの木の渋みからスパイシー
余韻
長め 樽の心地よい渋み おがくず ココア
スペックとしてはシェリーバットの加水ということですが
すぐにイメージするようなドライフルーツはあまり感じません。
全体的なイメージはチョコレート、カカオといったところ、
加えて端々にフルーツ牛乳様の濁った果実感があり
このニュアンスはホワイトホースと共通するものかなと思います。
お買い得感のある価格帯(約四千円)だしこの味わいだし
チョコレートが恋しくなるこの季節の日常使いとしては
まずまずかなぁと思いました。。