新年あけましておめでとうございます
あいかわらず細々とやっております当ブログですが
ことしもよろしくお願いいたします。
正月は営業所で早々にちょっとアクシデントがあったこともあり
4日のきょうが自分的なお正月となりました。
ことしはお正月のウイスキーはなににしよう?と思案した結果
新春の ” 春 ” にひっかけて年末にトレジャーハントしてきた
スプリングバンク10年旧ボトルに決定。
メソッドに則っていえば彼女には時間をあげなきゃならないから
はやめに開けてしまおうということで。
外観 標準的なゴールド 輝きキレイ 粘性はとてもよい、きれいなレッグ
香り 立ちはよい しっかり語りかけてくる印象
蒸留所の個性といえるにがりのようなピートのニュアンス
干潮時の港のような磯の香り
奥からフルーティー こもった苺牛乳 燃やす前の木炭
味 アタックで穀物の甘さと潮辛さが心地よい
ハナに湿ったウエアハウスのようなクラシックな香りが抜ける
後半はお約束どおり潮辛い
余韻 長い かすかな甘みを伴ってドライ
” モルトの香水 ” といわれることもあるようですが
グラスに入ってるあいだ中、そのまわりにほんのりフルーツ牛乳のような
甘い香りがただよってるのがそう呼ばれる所以なのかとも思います。
イメージでは潮辛いイメージなので手作りハムソーセージ工房の
あんまり加熱していない霜降りロースハムを用意してみましたが
不思議なことにしょっぱくなるのではなく、いい豚肉の甘みがひきたちました。
おしるこに塩を少量入れると甘さを引き出すような効果なんでしょうか?
ほんとに神秘的だと思います。