赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

旧タリスカー10年テイスティングノート

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夏に異動になった東京の郊外にはまだ旧いウイスキーがけっこうあり
ちょっとトレハン活動するとそれなりにおもしろいのがみつかります。
そんな中でも魚介類とのマリアージュに重宝なタリスカー10年の旧ボトルが
けっこう見つかったんで、現行品と比べて果たしてどうか?
ちょっと利いてみようかと思います、比較して勉強です。

外観・色
濃い目のゴールド  クリアー 輝きよい
粘性はすごくいい、造りのよさを感じる
香り
立ちはとてもよい、積極的に語りかけてくる印象
まず、穀物様の甘い香りと磯の香り、ミント
奥からピートのニュアンス、焚き火の燃えさし
穏やかなクレゾール、残ったグラスから皮やベーコン
味わい
アタックで穀物の甘さ、追いかけて草っぽさ
と、油断してると後半、例のコショウが炸裂する。
けっこうオイリー、予想外に草っぽさ、ハーブ
余韻
長い、コショウというより赤いスパイス、ホット
時間が経つと意外にもハーブやミントを思い出す

写真を撮る間、グラスにカバーガラスを載せてますが
その間も部屋に磯の香りが漂ってきて嬉しくなります。
ただ実際利いてみると磯っぽさのようなピートのニュアンスは
現行品のほうが色濃く感じやすいかもしれません。
が、こちらのほうがそれぞれの香味のコントラスト強く
それぞれのニュアンスがハッキリと主張してくる印象。
そのなかのひとつとして例のコショウもわかりやすいかな、
と思います。
単体で味わうなら旧壜のほうが味わい深く
マリアージュなら現行品のほうがハッキリわかりやすいピートと
合わせやすいのかもしれませんね。。