赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

さようなら!そしてありがとう! 飯田線119

イメージ 1
 
 
ついにこの日が来てしまいました。
 
全駅下車を目指して夏から通った飯田線を30年の長きに守ってきた
我がいとしの119の引退イベントが発表されてしまいました。
かつて鉄道マニアにとって飯田線といえば旧型国電車両余生の地として親しまれ
その後を受けて投入された彼女たちのその登場は
旧型車両を引退に追い込んだヒール役としての登場だったようですが
自然環境厳しく、また平均駅間2分というストップ&ゴーの苦行を
ダイヤによっては全駅94を約6時間に渡って30年間こなすことにより
見事に美しい飯田線の風景の一部となった実績は
数ある鉄道車両のなかでも名車の領域に入ったといってもいいでしょう。
 
わたしにとって残念なのは飯田線に全駅下車をしようと思った動機は
119が終焉に入ったからと知っていながらキチンと調べなかったばっかりに
こんなに唐突に全車引退するなどとは夢にも思っていなかったので
しっかり納得のゆく119の編成写真が一枚もないことです。
いいわけですが全駅下車の道中なので乗る電車、降りた電車しか撮れなく
落ち着いてカメラを構える機会は1回もない。
それでも撮影する機会はとんでもなく多かったハズなのに毎回失敗の連続。
その理由は飯田線車両は山岳鉄道というその性格上
よほどの晴天でもないかぎり点灯して走行しているということにありました。
表題の写真ですが、点灯してホームに入ってくる鉄道車両
特に曇天の夕刻ではそうは簡単に露出は合いません。
AUTOでは絶対にムリ。
そういうときに露出をあわせる方法は写真展・魅惑の夜感鉄道のときに
山崎友也氏に質問して教えていただきました。
表題の写真はその方法で初めて成功した一枚です。
乗り鉄写真を撮る私としてはこのシュチエーションで撮るたびに
一生119を思い出すことでしょう。 あの119がおしえてくれた。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
 
駅構内で119を撮影するときには
沿線には鉄道しか交通機関がないという事情もあり
常に学生の姿がそこにあります。
私はつい先日、伊豆急100系の復活運転により
伊東の高校に通った月日を取り戻すことができましたが
119が完全にいなくなってしまったら彼女たちの記憶から
いまの飯田線の風景が消えてしまう・・・
 
なんとか1両でも残すことはできないのでしょうか?
 
たとえ飯田線じゃなくどこかの地方鉄道でも。
特に両運転台の単コロクモハあたりは使い勝手もいいハズですし・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リニア鉄道館でもどーですかぁ~!!