赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

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酒育の会・テイスティング技術向上セミナー   第42回 ジャパニーズウイスキーを体感する

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 育の会 テイスティング技術向上セミナー

第四十二回 " ジャパニーズウイスキーを体感する " に参加してきました。

先日、ジャパニーズウイスキーの定義なるものが発表されましたが
その際にサントリーがその基準にのっとっているとしている
4種類と、それ以前のサンプル一種をブラインドで体感しました。

歴史的に見ても過去のサントリーブレンデッドって
必ずしもサントリー自社原酒オンリーなんですか? でしたが
今回発表されたジャパニーズウイスキーの定義発表に合わせるよう、
この数年は増産と改良を重ねた上で
自社内原酒だけで再構成されたのだとと思われます。

使える原酒の幅は狭まったのに更に美味くなっている!

その原因としては谷嶋講師評として、
知多原酒の品質向上と卓越したブレンド技術ということでした。
ブラインドテイスティングでこれはブレンデッド!と判定する
とあるポイントがあるのですが、1~4はそれが見分けられないくらいの
巧みなブレンド技術を体感出来ます。
ただ、いま現在のこの美味しさを今後継続できるかはすこし疑問、、
飲むならいまでしょ❗ かもしれませんね 笑
基準に対応しているのをアピールするための
一時的なプレゼン品質ではないことを祈ります。

きょうの自分に対する自己評価としては
そういう理由からブレンデッドと判定できず、
それ自体はテイスティング技術的に❌
(もっと並み居るプロフェッショナル達もでしたが)
白州蒸溜所原酒のピート感を読めなかったのも❌
しかしテイスティング分析としては使用されている
バーボン樽とシェリー樽それぞれの原酒の特徴を
シッカリと読めて判定できたのは⭕️
6~7年程度と思われる熟成感を金属様のテイストで
客観的に判定できたのも⭕️だったと思います。
ジャパニーズウイスキーの現時点を体感しました。。