仲間うちでちょっと話題なので
先週の余市の旅で印象に残った1本を。
立ちはとてもよい
強く訴えかけてくる印象
甘い香り 上品なカラメル
熟しすぎた山の果物 渋を抜いた渋柿
奥から海洋性、内陸性両方のピート
アメリカホワイトオークの木材の香り
アタックはひとこと
クリアタイプのアップルジュース
後半はカチッとスイッチングして
アメリカンホワイトオークの樽渋や樽辛
余韻は新樽由来の樽辛が上品に長い
余市蒸溜所原酒の個性というと
①海洋性の塩っぽピート感
②黒土っぽいピート感
③もっさりとした山で採れる果実のカンジ
この①と③、あるいは②と③の組合せ
だと思っています。
①③はおそらく石狩川ピーテッドモルト
②③はおそらく輸入ピーテッドモルトかと
勝手に理解しています。
このボトルは日本丸記念と称してますが
これもシングルカスクだし、
おそらくマイウイスキー樽から派生したんでしょう。
余市蒸溜所にイメージするニュアンスが
全て含まれるような傑作カスクでした 、
ニッカファンなら経験してほしいな 。。