赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット テイスティングノート

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11月1日にブラックニッカ60周年を祝う
ブレンダーズスピリットが発売されました。
ふだんメシ酒としていまだに復刻BNを愛飲してる身としては
いやがおうにも期待が高まるというものです。

外観・色
濃いめのゴールド 輝き 透明感ともによい

香り
普通~よい おだやかに語りかけてくる印象
フルーティー 熟した紅い林檎 イチヂク 若干のメタリック
奥からピートのニュアンス、湿った黒土 
心地よいミントの刺激 
全体的にクリアな香りが好印象

味わい
アタックはフルーティーな甘さ
熟した蜜のある紅い林檎
追いかけて土っぽいピートが広がる
後半、上品なスパイス、柑橘塩

余韻
ブレンデッドとしては長め
甘さ、熟した紅い果実のフルーティーを引きづる

よくいうとクリアー、飲みやすい、初心者でもニート美味い。
復刻BNのイメージで重厚感を期待してるとそれはちがうようです。
開栓して最初に立ち上るフルーティーな香りが印象的で
こどものころに洋酒がいっぱい置いてある酒屋に入ったときに
カンジたあの香りがほかのブラックニッカにもありますが
これがあの余市の ” もっさりフルーツ感 ” 。
山の果物がしっかり熟した香りがします。
そこにカフェグレーンの重さが下支えするのがブラックニッカですが
意外にも軽やかなので、飲み方としてはストレートでしょうか。
帰宅後にコンテンポラリーでも聴きながら
脚の高いグラスで華麗にあおるイメージかと思います。
ブレンダーからのメッセージとしては
割りモノのイメージのあるブラックニッカですが、
ここんとこのブームでウイスキーを飲みなれたファンに
ニートで飲んでみて、BNってこういうもんなんだよ、、
とカンジて欲しい、、っていってるような気がしました。

合わせるものとしてはフレッシュな肉系、、
野菜を添えた鴨肉ローストやプロシュートのイメージがあります。
例の生ハムメロンもよさげかな、、 これもおいおい試してみよう。。