赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

テイスティング技術向上のためのテイスティング会                     モルトとブレンデッドの違いを理解する  スコッチ文化研究所

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すこし前になりますが
1月末に開催された表題のテイスティング会に参加してきました。
これは永遠のテーマだし上級者でもはずすことが多いのも事実。
3年通っているあいだでこのテーマは2回目ですが
前回はキーモルトのカードゥと
ョニーウォーカー4種のサンプルだったのが
今回は多種にわたるブレンデッドになったのと
さらに長熟ブレンデッドのニュアンスの取り方というテーマづけもあったようです。

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1本目はまずブレンデッドのあちこちに用いられるミルトンダフ。
当然ブレンデッドからよく取れるニュアンスが感じられるものの
モルトとブレンデッドとの違いのポイントはどの点にあるのか、
を再確認するためのサンプルでした。
過去の会では 
1.注いでから時間が経ってからのニュアンスの変化
2.余韻の長さ
3.強く嗅いだときにグレーンのニュアンスがあるかどうか
この3点にポイントを置くことをすでに聴いていましたので
今回はこの二者択一を外すことはありませんでした。
講師の出題意図としては②のNAではグレーンのニュアンスは取りやすい。
③では長熟シェリーのニュアンスが強いものはモルトに取りやすいが
やはりグレーンのニュアンスの有無は意識するべき。
④はJWですから当然ピート感は取りやすいのですが、
ポイント①について特にピート感は時間の経過で飛びやすい、
⑤は再びモルトウイスキーに戻ったわけですがピーティーなボトルで
④と⑤を再確認しましょう、という意図だったと思います。
自分自身の結果としては5種ともモルトとブレンデッドの見分けは全部あたり。
銘柄当てとしてはJWプラチナムが当たりでした。
前回以降、シングルグレーンを意識してときどきテイスティングしたり
キリン富士御殿場蒸留所へ見学に行った折、
田中チーフブレンダーから直接に各種グレーン原酒の解説を受けた経験が
この会のの理解度を深めたかと思います。

講師の谷嶋さんありがとうございました。
参加者のみなさん、おつかれさまでした。
そして、翌日マスターオブウイスキー試験のために参加できなかった
クラスメイトのK島さん、合格おめでとうございます!
このクラスから二人目のマスター誕生を心から嬉しく思います。。


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