テイスティング技術向上のためのテイスティング会 ” アメリカンホワイトオークの個性を理解する ” スコッチ文化研究所
恒例ですがスコッチ文化研究所のテイスティング講座に参加してきました。
講座名は表題のとおりです。
今回はブラインドテイスティングをする上での重要事項、
アメリカンホワイトオーク樽の樽使いによる個性についての回なので
備忘録的に書き留めておこうと思います。
1.ベンリアック14年 1994-08 バージンアメリカンオーク
1回も他の酒の熟成に使っていない新樽で熟成したモルトウイスキー
ポイントとしては人工的なニュアンス、焼いた樽のニュアンス,
極論としてはバーボンっぽくないか?
2.ケイデンヘッド スモールバッチ アバフェルディ17年
2ndフィルになると樽のニュアンスは取りにくくなり
蒸留所の個性が前面に出てくる、わかりやすい様々な甘さや
レモングラス、草のニュアンスがポイント。
3.グレンモーレンジ アスター
1stフィルバーボン樽といえば代表的なのはこの蒸留所
バーボン樽による強いバニラ感、樽の酸・渋をしっかり取りたい
4.グレンモーレンジ10年 1991-02 ミズリーオークリザーブ
これも新樽。1.と並んでしっかりとした樽のニュアンス、
人工的なニュアンス、プラスチックっぽさを確認したいもの
5.ボウモア テンペスト10年 バッチ4
1stフィルを謳ったアイラモルト。1stフィルといえども
ピートを効かせるとなかなか樽のニュアンスは出てきにくい。
その中でもなんとかバニラを取れれば1stフィルを疑ってよいのでは?
以上、講師の解説より要点の抜粋。。
4./18/2015