赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

初号スーパーニッカ復刻版 テイスティングノート

イメージ 1

ふたつ前の記事でもうノートを書きましたが
” マッサン ” へのオマージュでグラスはレゼルヴァを使っていましたので
基準を明確にしておく意味でいつものグレンケアンでも利いてみます。

劇中では鴨居商店の場面ではサントリーテイスティンググラス、
北海道果汁ではレゼルヴァに変わっていましたからね。

テイスティングノート

外観・色 琥珀色 すこし赤み クリアー 輝きまあまあ

香り立ち よい しっかり語りかけてくる印象
       明確なフルーティー、よく熟したリンゴ、クリアタイプのリンゴジュース
       奥からピートのニュアンス、黒土、にがり 英国家具のような木香
味わい    アタックはアルコールをカンジさせながらもマイルド
        フルーティー、皮も含めたよく熟した紅いリンゴ
         バランスのよさ 甘酸のバランス
        ハナに抜いて樽のニュアンス パイン
余韻      ブレンデッドとしてはしっかりしている フルーティー

加水すると円くなり、かつ輪郭がハッキリしてくる、蜜っぽさ


やはり、グラスが変わって見えてくる印象があります。
レゼルヴァでは立ちはそれほど強くカンジませんでしたが
グレンケアンを使うと部屋中が熟した紅いリンゴに満たされますね。


ブレンデッドなのでオンザロックスには秀逸です。
ル・ヴァール カワゴエ式のオンザロックスでは
最初、甘くネットリとしたシェリー樽原酒のニュアンスと
ここちよい範囲の樽っぽさ、ほどよくコントロールされた渋みが楽しめます。
ただし、伊達と同じように伸びはさほどよくないようで
呑むのに時間をかけすぎて氷が溶けすぎてしまうと
極端に薄まった印象が出てくるので氷とロックグラスを選ぶウイスキーです。

家庭にある冷蔵庫の氷と適当なグラスとかと
Barで提供されるシッカリとしたカチワリ氷と
逆三角形のちゃんとしたオールドファショングラスとでは
おそらくまるで印象が違ったオンザロックス、
あるいはオンザロックになると思います。