赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

家呑みもボトラーズを飲みたい!

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さいきん呑みかたとしてウチではオフィーシャル、バーではボトラーズ、、
という図式が出来上がってしまった。

理由はいくつかある。

まず値段。
わたしも ” 名ばかり管理職 ” の端くれなのでサイフ事情は苦しい。
そんだもんで家呑み用はおおよそ5000円まで? という予算がある。
で、それくらいの予算でおもしろいものはないかと考えると
ご近所の信濃屋新宿店にお勤め帰りに立ち寄れば
オフィーシャルの10~12年で並行輸入ものならばかなり当てはまる。
このブログに取り上げたボトルたちもほとんどがその範疇だろう。
対してボトラーズは概して値段が高い! 話題になるのはだいたい1万円前後。
庶民としてはなかなか手の出る価格帯ではなく
そこへいくとジェイズバーさんの ” 3杯セット ”  は話題のボトルを網羅して
ハーフ×3で2100円で飲ませてくれるからだいたいそこで飲んで終わる。
その中で特に気に入ったものがあれば行きつけのサウスパークさんにいけば
かなり良心的な値段で出してくれるのでそこでワンショットじっくりとなる。

ふたつめに入手のしにくさ。
だいたい話題になるようなよさげなボトルはシングルカスクがほとんどで
ワンオフだからたいてい1回限りの入荷が多く発売 → 即売り切れとなる。
わたしは不定ローテーション休みだから
それでも発売日に買いに走れることもあるけど、そうでなければネット勝負!!
が、仕事中に自分の用事でPCにはりつけることもままならず撃沈となる。
だめだこりゃ、となってしまう。。

みっつめに情報のディレイだ。
たとえば定評あるボウモアダイナソーシリーズならまずハズレはないから
入荷情報 → 即買いでもリスクはないけど
そうじゃないヤツはだれか信用できる人が飲んで ” コレうまです! ” 
なんていってくれないと1万円出す勇気は起きてこない。
が、そういうひとことがウェブ上に走れば愛好家はソレッ!とダッシュするから
けっきょく奪取できなくなるという図式。。 はぁーっ、ふたつめにもどるだ...
じゃ、コレうま号令がかかる前に目星つければいいじゃん! なのだが
いつも行ってる3つの名の通ったスペシャルティショップでも
なかなかそういった情報は出さない。 なぜ? と聞くと
” はずれたときに恨まれちゃいますからねぇ... ” とくる。
あ、売り場の人に勉強が足りないということなんでしょうねぇ・・・
あと、わたしがセミプロとして身を置いたことのある日本酒業界では
蔵元がせっかく出したテスト酒を店主が自分の楽しみとして呑んでしまい
肝心な店頭担当者に回らないからカスタマーに情報が伝わらない、
という図式がまま見受けられた、ウイスキーではそんなことは ない... ですよね?

そんな中でひさびさのヒットになりそうな1本を手に入れました。
デュワラトレー ストロナチー ” ベンリネス ” 12年
ストロナチーとはデュワラトレーの閉鎖・休止された蒸留所のシリーズ。
信濃屋さんで大量のデュワラトレーシリーズのなかに紛れてリリースされたので
たいして話題にもならずに4580円という予算内の価格で入手できました。
” コレうま号令 ” はかかっていませんし、商品の性格上かからないと思うけど
まあ、だいたい信用しているウイスキーマガジンJp. ではまあまあの評価です。
同時にリリースされた18年と迷ったが評価がわかってる分、決め手になりました。
ただ、飲んでみるまでは結果はわからないから
当たりがでるか、ハズレが出るか、テイスティングノートはまたおいおい。。
ボトル裏からスカシになっている蒸留所の風景はいい雰囲気ですね。