赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

バルヴェニー シグネイチャー テイスティングノート

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最近になってモルトを楽しむスタイルがほぼ固まってきました。

わたしは朝が早い業種なので定時が15時と早く、帰宅も16時頃。

その時分がふつうの人の晩酌にあたるので、

そこでハーフで3倍くらいスコッチのシングルモルトをじっくり味わいます。

そのあとすこししてスーパーのお惣菜が半額になる時分を狙い 笑

おもに刺身や煮物を買ってきて夕食。

ここではデイリーユースな価格帯の日本のモルトでもうハーフで三杯。

医者からウイスキーならシングルで三杯までと制限がかかっているので

これでちょうどいっぱいいっぱいとなります。

この正月で軒並み夕方のスコッチが空いてしまったので

秘蔵のスコッチのボトルを1本開けてみました。



色・外観
琥珀色、あまり透明度は高くはない

香り
典型的なシェリー系モルト、麦っぽさ、粉っぽさ、サルファリーを伴う
最初にバレンシアオレンジのニュアンス、嗅ぎ込んでいちごミルク
ピートそのもののニュアンス、腐葉土、黒土、
あまり向こうから語りかけてはこない、
しかしこちらから話を聞きにいけばすこしづつ答えてくれる

味わい
アタックはピートのニュアンスを伴って甘い
ストロベリーの風味がふわっと広がる、とてもエレガント
後半はトフィーの雰囲気でさらに甘い、
ハナに抜いてリコリスからサルファリーへ

余韻
細く繊細、意外にスパイシー、一貫してストロベリーのニュアンス

モルト呑み初めの頃にウイスキーマガジンジャパンの評価が高かったので
これはと買ったきり、開栓のタイミングを逸していた1本。
これだけ書いただけでもかなり風味の要素が多く、
それだけ楽しめるモルトとカンジていただけると思います。
かつ、繊細なボディーなせいか呑むたびに違う表情を見せ
ストイックにテイスティングを楽しむのには向いていると思います。