赤い酔星 通常の3倍酔っ払いながらのウイスキー&テツ旅ルポ

鉄道旅とウイスキーあっての楽しく豊かな人生であります。。

年ボトル WHITE HORSE 12年 テイスティングノート

イメージ 1

最近スーパーマーケットでウイスキーを買うことが多くなりました。

大きなチェーンストアは流通に対して影響力が大きいのでしょう、

なにより価格が安いのが魅力なのですが

昨年夏あたりからは信じられないくらい品揃えが充実してる店舗もあります。

会社の近くにあるLIFEもなかなかそういうカンジで

やはりバイヤーがホワイトホースを年ボトルとして捉えているのでしょう

年末まで見かけなかったホワイトホース12年があたらしく置かれていたので

よく見かける釣鐘型のファインオールドではなくこちらをセレクトしてみました。



香り
立ちはなかなか強め、フルーティー、熟したプラム
梅酒の香り、つぎに麦っぽいニュアンス
奥からヨードのようなピート由来のニュアンス

味わい
アタックでは麦の甘さ、アルコールの強さ、ピリピリする
後半でリコリス様の甘さ、ハナに抜いてナッティ、クリーミー

余韻
やはりピリピリとしたカンジが長く続く、リコリスのニュアンスを伴う

ロック・水割りで
ブレンデッドなのでロックと水割りも試してみました。
どちらもアルコールのピリピリ感がなくなり
梅酒、リコリス(欧州のハーブの一種)様の甘酸っぱい爽やかさになります。
伸びはあまりよくないので水割りならハーフロックくらいがいいですね


あまり多層的ではなく個性が強すぎないので水割りにして食中酒として大丈夫。
麦のエレガントな甘さ + ヨードの効いたピーティーリコリスがわかりやすい。
リコリスとはヨーロッパ産の甘草、ハーブのことです)
ホワイトホースの面白いのは裏ラベルを見るとキーモルトとして
スモーキー担当はラガヴーリン、甘美な香りはグレンエルギン、
フルーティーさはグレイゲラヒ由来と成り立ちを公開してるところです。
わたしはジョニ黒にキーモルトタリスカーを垂らして飲むのが好きですが
このボトルもジョニ黒と同様の悪戯が楽しめそうですね。
ただラガヴーリンって高いんだよな・・・ 笑